玄関ドア枠の開口
鍵の引っ掛かりが少ない
以前から入居者に「玄関ドアの鍵の引っ掛かりが小さく心配なので何とかならないですか?」と相談を受けていました。
鍵穴に鉄板でも取り付けようかと検討していましたが、市販品でいい金具が無いので、もうひとつ鍵を取り付けることにしました。
取り付ける鍵は「楽々ロック」と言う番号式、電子キー式のデジタルロックです。
玄関ドアの穴あけ
いつもとおり、ホルソーを使って玄関ドアに穴を開けます。
ドア厚は、4cm程ありますが、鉄板の自体の肉厚は1mm程度と薄いので結構簡単に開きます。
一度あけると元には戻せないので、ドア枠との位置関係やチェーンロックが邪魔にならないかなど慎重にやらないといけません。
鍵の仮固定
穴さえ開けば、鍵の配線を穴に通して、固定板と仮止めします。
固定板の取り付け位置は左右に多少調整できるので、ドアを開け閉めしながら位置確認を行います。
玄関ドア枠の開口
今回は玄関ドア枠も開口することにしました。
鍵には付属の金具があるのですが、ドア枠に取り付けると少し出っ張ることになり、出入り時に引っかかる可能性があります。
ドア枠開口作業は結構大変でした。
肉厚2mm程度の鉄板の下にコンクリートが詰まっていたので、金属ドリルで穴を開け、さらに内部のコンクリートをはつっての開口です。
金属ドリルが内部のコンクリートと当たるとすぐに切れなくなってしまいます。
玄関ドア枠の開口完成
時間は掛かりましたが、何とかドア枠開口が完了しました。
少し、変な形になってしまいましたが、最後にリューターを使ってバリ取りを行いました。
次回はもう少しキレイに開口できるように、開口方法を研究したいと思います。
鍵の取り付け完成
最後に鍵を取り付け、動作チェックを行って完成です。
ドアを閉めると自動的にロックが掛かるので便利になったと喜んで頂きました。