汚水ポンプの交換その3
想定外と言うより考えてなかった既設ポンプ

ポンプ交換の作業開始です。
まず、古い配管をパイプソーでカットし、撤去します。
ここで、問題点発生。給水管が真ん中に通っているので、古いポンプが当って取り出せません。
新しいポンプは通る事は確認していたのですが、古いポンプ撤去の事は忘れていました。
既設ポンプを撤去するには、入居者の給水を一時停止して、給水管をカットする必要があります。
水道停止には事前に連絡を入れる必要があり、後日の作業になってしまいます。
そこで、古いポンプはそのまま放置する事にしました。新しいポンプは小さく、フロートスイッチの動作にも問題なさそうなので、そのまま取り付けることにしました。
手抜き作業ですがDIYなのでご勘弁を!
配管工事

続いて、ポンプとの配管作業です。
準備したテラダポンプSXA-150の接続口は40mm径の雌ネジになっているので、継ぎ手ネジ部分にシールテープを巻きつけます。

シールテープを巻きつけたら、ポンプ雌ねじ部分にねじ込んで行きます。
配管とポンプ部分の接続はこれで完了です。
VP40の塩ビ管と継ぎ手両方に接着剤「エスロン」を塗ってグット差し込めば配管と接続されました。
ポンプにひもをくくりつけ、汚水ますにポンプを入れてます。

次に、既存の50mm配管との接続準備です。
既存配管は上から塗装を施しているので、カッターナイフで塗装をはがして行きます。
塗装をはがさないと、塗料が接着剤に溶けキッチリくっ付きません。
異型ジョイントと配管に接着剤をシッカリとつけ、接着して行きます。
続いて、配管位置が前回と異なるので、エルボを取付位置調整します。
接着剤をシッカリと塗り、グット差し込めば接続完了です。
動作チェック

汚水ますに水を注水してポンプの動作チェックを行います。
- 水位が上がるとポンプが正常に動作するか
- ポンプの動作中、配管接続部からの水漏れは無いか
- 水位が下がればフロートスイッチも下がりポンプが停止するか
- フロートスイッチが古いポンプや配管に引っかからないか
などなどです。以前のポンプに比べると動作音が静かになりました。
次の予定はフタ取付

以上でポンプ交換が完了しました。
今後、しばらく様子を見て正常に動作しているのか確認したいと思います。
動作確認が終われば今度は鉄板などでフタを取り付けようと思います。