大規模改修の大きな目的の一つは水道直圧化
現在、神戸の灘ハイツ大規模改修中です。今回の目的は
- 外壁塗装と屋上防水で耐久性アップと塗装デザインでイメージアップ
- 水道直圧工事
- エアコンの壁掛け設置から架台設置に変更
の3点です。現在の給水は地下受水槽に水を受けてポンプで高架水槽へ、屋上に各戸へのメーターを通して行われています。現在の問題点は
- 子メーターなので毎月計算して請求しないといけない(定額制で手間低減していますが)
- 高架水槽土台付近が水がたまる構造になっていて、雨漏りを起こしやすい
- 水道配管、屋上で直射日光が当たるので劣化が激しい
- 重力で水を供給しているので水圧が弱い
- 万一ポンプが故障したら、断水になり無数の苦情電話が掛かってくる
写真は2008年大規模改修直後の屋上はいかんですが、これらを撤去してスッキリとさせるのも目的です
現場見学に行くと新しいメーター設置の準備が行われていました。
さらに主幹を延長して
別の場所にもメーターを設置します。
配管を通すためのコア抜きも行われていました。ここからは9本の配管が伸びていきます。
こちらが本管へと延びる給水管、途中で途切れていましたが、切り替え時に接続するそうです。